シーズン13使用構築ラグマンダフーディンキザン
初めまして。マスオと申します。
シーズン13で使用した構築について書きたいと思います。
※画像は1/18,10:00時点のもの。
この構築の考え方はけっこう適当で、ラグマンダキザンという有名な並びに裏のメガ進化としてキリキザンと相性のよいメガフーディンを入れて残り2体で補完した形です。ボーマンダ軸はパーティーを組むのが難しいと実感しました。それでは個別解説に入ります。
・ラグラージ@オボンの実
特性:げきりゅう
わんぱくH252A4B252
実数値207-131-156-x-110-80
じしん/ゆきなだれ/ステルスロック/ほえる
実況者のサントスさんの型を参考にした。先発ステロ巻き要員。のはずがほとんどステロを巻くことがなかった。高レート帯はやはりガルーラが多く、先発ガルーラ対面でじしんを打って散ることが非常に多かった(構築の欠陥)。オボンの実はボーマンダ・フーディンのどちらにも強く先発で出てきやすい襷こごえる風ゲンガーを倒せるなど主に特殊方面の耐久が安定したので悪くはなかった。ラグマンダのラグラージは特殊型が多く、物理型は読まれにくかったが、ゆきなだれの使い勝手はあまりよくなかった。この型なら特性はしめりけ一択なので甘えている。
特性:いかく→スカイスキン
いじっぱりH244A204S60
実数値201-199-100-x-100-128
メガ進化後201-210-150-x-110-148
おんがえし/りゅうのまい/はねやすめ/みがわり
HAベース、Sはメガ進化後最速ギャラドス抜き。
このパーティーのエース。HAベースのボーマンダの良いところはガルーラ対面でりゅうのまいが安定択になること。一回舞えばほとんどのガルーラを倒せる。飛行技ワンウェポンだが、ラグラージが物理型で地震持ちでローブシンもいるので困ったことはなかった。クレセリアには択に勝てば勝てる。使いこなせるまでに時間がかかったが、A振りおんがえしの火力は予想以上だった。
・キリキザン@いのちのたま
特性:まけんき
いじっぱりH4A252S252
実数値141-194-120-x-90-122
単純にASぶっぱだが、S252は過剰なので実数値116程度あれば十分だと思う(振り直すのが面倒だった)。
ラグマンダともフーディンとも相性の良い抜きエース。ただし今回のパーティーではラグマンダキザンと並べるとすべて物理型になってしまうので鬼火持ちに気を付けなければならない。本来キリキザン入りに対してクレセリアを選出すること自体悪手だが、このパーティーはメガ枠2体ともクレセリアが止めることが出来、よく出てきたので積みの起点にさせてもらった。ガルクレセの並びには積極的に出していきたい。フーディンのアンコールからのつるぎのまいは安定して強い。一回舞えれば試合が終わるというのは本当だった。
・フーディン@フーディナイト
特性:マジックガード→トレース
おくびょうH52B204S252
実数値137-x-91-155-115-189
メガ進化後137-x-111-195-115-222
結構前から愛用しているので調整先は忘れたけどトレース込みでマンムーの地震+氷のつぶて耐えだったと思う。S252振りは過剰に思えるが、メガバシャーモやメガリザードンXなどS調整されたS↑100族を上から叩けるので役に立つ。
裏のメガ進化枠。ゲッコウガ入りなどボーマンダが出しにくいときに選出する。択が生まれやすいが使い慣れてくれば何とかなる。シーズンを重ねるごとに認知度が上がってきて読まれることが多くなっている一方で金縛り警戒の動きもしてくれるので助けられることもある。親子愛や変幻自在をトレースすると最強ポケモンになる。
特性:こんじょう
いじっぱりH212A36B252D4S4
実数値207-181-147-x-86-66
ドレインパンチ/マッハパンチ/れいとうパンチ/がんせきふうじ
メガフーディンを使うときには初手でガルーラとフーディンが対面した時に引き先が必要なので、今回はローブシンを採用した。ボーマンダとフーディンが苦手なスカーフガブリアスやバンギラスに強いのも評価点。ガルクレセは無理なのラグマンダキザンでどうにかする。使い勝手はあまり良くなく、改善を要する枠だった。がんせきふうじはパーティー単位で苦手なファイアロー対策。交換読みでファイアローを3回、リザードンを1回葬った。
・サンダー@ラムの実
特性:プレッシャー
ずぶといH252B232D4S20※めざ氷個体
実数値197-x-147-145-111-123
10万ボルト/めざめるパワー(氷)/どくどく/はねやすめ
理想固体が出たのでよく使ってる相棒。ここまででファイアローとボーマンダが厳しいので採用した。悪巧みボルトロスが一定数いる現環境では微妙だと思う。
・雑感、データなど
このパーティーは1900前後から使い始め、66戦37勝29敗、勝率56%だった。シーズン終盤忙しく、時間がなかったので2000乗った瞬間で止めた。ガルーラを使わず2000が最低限の目標だったので満足はしている。
ボーマンダ軸の新しい形を見つけようと試行錯誤を続けたが満足できるパーティーは組めなかった。パーティとしてメガクチートが無理だった。ゲッコウガ入りにはフーディンの選出を余儀なくされるが、ゲッコウガ+ボルトロスで選出されるとフーディンの足が奪われた瞬間負けるので厳しい立ち回りを強いられた。いくつか改善案があるので来シーズンで試してみたい。
選出データ
ここまで読んでいただきありがとうございました。質問などあれば気軽にどうぞ。またシーズン14でお会いしましょう。
シーズン12使用構築 物理投げガルーラスタン
はじめまして。マスオと申します。
シーズン12で最高レートを更新したので記事にしたいと思います。今シーズンはカロスマークがなくても参加できるということで以前から使いたかった地球投げガルーラを軸にパーティーを組みました。それでは型紹介します。
いじっぱり H204 A252 B4 D12 S36
実数値 206-161-101-x-102-115
メガ後 206-194-121-x-122-125
ちきゅうなげ/ひみつのちから/かみくだく/ふいうち
このパーティー唯一のメガ枠。先発で崩し担当。
始めのうちは特殊型の投げガルーラを使っていましたが、普通の物理型でよい場面のほうが多く、ガルーラの長所である物理火力を生かすために物理型になりました。グロパンなしでひみつのちからを採用するにあたって、火力を落とす訳に行かなかったのでいじっぱりA252、すばやさは準速のメリットをあまり感じなかったので最低限振り、耐久を重視した配分になりました。以下、各技解説。
・ちきゅうなげ
メインウェポン1。構築の要となる技。この技を使っているとわかりますが、ちきゅうなげの最大の長所は壁構築や威嚇に対する耐性です。確実に100ダメージを入れることで後続の圏内に入れていきます。
・ひみつのちから
メインウェポン2。地球投げは通常の物理型と同じくゴツメによる対策を取られてしまうので非接触の技が欲しかったからです。思わぬ副作用として、みがわりを警戒させることでき、カバルドンやクレセリアの補助技へのけん制しながら、ひみつ→投げの流れで機能停止に追い込む動きもできます。
ここまでで十分な削り性能があるので、2つのメインウェポンが通らない霊対策でかみくだくを採用。メガゲンガー入りに対して積極的に繰り出せます。数多のゲンガーを葬りました。
・ふいうち
足が遅いので必要と感じました。自らの突破力を底上げします。ちきゅうなげを見せた後は警戒されにくいので通りやすかったです。
・ゲッコウガ@いのちのたま
むじゃき A8 B4 C248 S248 ※めざ炎個体
実数値 147-116-88-154-81-190
ダストシュート/れいとうビーム/めざめるパワー炎/くさむすび
抜きエースその1。必殺仕事人。ナットレイが重いのでめざパ炎を採用。一応クチートやヘラクロスにも打てる。草結びはスイクンやマンムーへ。このパーティーはフェアリーの一貫性が酷いのでダストシュートを採用したが、ニンフィアやサーナイトを高レート帯でほとんど見なかったのでリザードンに打つがんせきふうじのほうがよかったかもしれません。ラムゲッコウガの流行したシーズンでしたが、命の珠はゲッコウガの良さを最も引き出せるアイテムだと思っています。悪技はガルーラに任せているので採用しませんでした。
・ガブリアス@こだわりスカーフ
ようき A252 B4 S252
実数値 183-182-116-x-105-169
抜きエースその2。ようきスカーフガブリアス。ガルーラで削り、げきりんの一貫性を取っていく終盤の掃除役。1割の火力よりも、いじっぱりスカーフやS↑100族を抜きされるメリットのほうが大きいのでようき一択だと思っています。
ずぶとい H252 B252 C4
実数値 227-x-189-96-149-105 ※非理想
サイコキネシス/どくどく/つきのひかり/みかづきのまい
ガルーラが場持ちのよい型なのでみかづきのまいを採用したがほとんど使いませんでした。初手ガルーラ対面やガルバシャ対面での引き先。バシャーモやマンムーに対する回答。起点になりやすく勝率も一番低かったです。基本的には選出したくないがガルーラ先発を安定させるために必要でした。
・スイクン@たべのこし
おくびょう H252 D4 S252
実数値 207-x-135-110-136-150
ねっとう/めいそう/みがわり/まもる
見せポケ。受けループ対策。零度スイクンの解禁により、選出圧力がさらに高まった優秀なポケモン。
・サンダー@ラムのみ
ずぶとい H252 B232 C4 S20 ※めざ氷個体
実数値 197-x-147-146-110-123
10万ボルト/めざめるパワー氷/どくどく/はねやすめ
ラム持ち毒羽サンダー。キノガッサ、メガルカリオ、カバルドンなどクレセリアが起点にされそうなときに選出します。耐久型メガボーマンダにも強いです。
ガルーラスタンは初めて使いましたが、下の3体に適当に高種族値ポケモンを詰め込んだだけの構築でも十分戦えました。まだまだ改良の余地はあると思いますが、シーズン13では再び投げガルーラが禁止と言うことで追悼記事として公開しました。とにかく今回使ったガルーラ(悪タイプ投げガルーラとでも呼びましょうか)が強かったです。
対戦データまとめ
このパーティーは1900くらいから使って81戦54勝27敗、勝率66.7%、最高・最終レート2101でした。
各ポケモンの選出率と勝率
ガルーラ 79/81=97.5% 53/79=67.1%
ゲッコウガ 36/81=44.4% 27/36=75.0%
ガブリアス 53/81=65.4% 38/53=71.7%
クレセリア 38/81=46.9% 21/38=55.3%
スイクン 6/81= 7.4% 4/6 =66.7%
サンダー 31/81=38.3% 19/31=61.3%
ここまで読んでいただきありがとうございました。